■栽培作物について
■栽培方法について
Q:家庭菜園で10坪ほどの面積しかないのですが施設園芸は可能ですか?
■栽培農家の方へ
Q:病害予防は農薬(殺菌・殺虫剤)を使用しないでできないか?
Q:EUでは硝酸態窒素を大量に摂取すると、体内で発がん性物質のニトロソアミンを生じる問題が指摘されています。作物に残留する硝酸態窒素は削減できますか?
Q:イチゴ栽培は難しいですか?
A:問題ありません。主な病気はほぼ防ぐことが出来ます。
イチゴは、品種によっては、比較的育てやすい作物ですが、問題は病害を阻止できるかだと思います。主に炭そ病、カビ、うどんこ病をどう対策するかですが、当社の資材を使用すれば、ほぼ防ぐことが出来ます。
昨年から、中国の大連で、イチゴ栽培に竹葉農法が導入されましたが、当社の技術サポートと資材により、大きな問題もなく、現在、順調に収穫が始まっています。
Q:トマトを育ててみたい
A:初めての方にはミニトマトをお勧めします。
トマトは、最近の家庭菜園ブームの中でも人気の作物です。ただ病害、連作障害などトマト栽培には問題点も多く、当社の資材だけで順調に育つとは言えません。環境設備、技術指導などのトータルサポートが必要ですので、比較的栽培が楽なミニトマトをお勧めします。ミニトマトの場合ですと、当社資材を使用するだけでも、従来のミニトマトより、数段、手間をかけずに、おいしいものができます。
当社大間農場でも、現在、ミニトマトが順調に育っています。連絡をいただければ、いつでもご覧になれますので、お問い合わせください。
Q:家庭菜園で10坪ほどの面積しかないのですが施設園芸は可能ですか?
A:十分可能です。
当社では、ただいま小さい面積しかお持ちでない方に、低コストで施設園芸をはじめられる「10坪からの施設園芸」を推奨しています。
家庭菜園の方や、新しく農業を始められる方に、ご好評をいただいています。
詳しくは、お問い合わせのページからお問い合わせください。
Q:害虫は農薬以外で抑える方法はないか?
A:あります。
なぜ害虫が発生するのか?ということですが殆どが窒素過多で引き起こすことが解っています。
植物細胞内の窒素分が過多の状態が続くと体内は酸欠状態となり、硝酸イオンが亜硝酸イオンへと変化します。これが作物自体にも毒であることが解ってきています。この状態が虫を誘因して葉茎や生長点等を食い破る現象を起こします。人間から観ると害虫となりますが植物から観ると毒素を早く体外へ排出しなければ生き残れないことから虫等に細胞に穴をあけさせ亜硝酸ガスを排出させているのです。よく観察すれば作物では、窒素肥料を多めに散布した直後から虫が増加し始めることがたびたび確認できます。
虫が異常に多い場合は窒素過多を避けたうえ、微生物資材「JP-3号」と「JP-4号」を土壌灌水1回と葉面散布を週2回を目安にすれば解決します。農薬は必要ありません。
コナジラミ、ヨトウムシ、スリップス(アザミウマ)、コナガ、アブラムシ類の被害がなくなります。
微生物資材「JP-3号」と「JP-4号」を混合散布すればするほど作物が虫に被害を被ることがなくなります。
例)ハウス栽培ではほぼ100%害虫被害が発生しない状況が再現できるようになりました。
例)ヨトウなど発生は激減するが数がゼロにはならない場合でも、作物に被害が出ない状態が続きます。その後いつぞとなくいなくなっています。これば露地栽培も共通し、特にゴルフ場などの広大な面積の場所でもこの現象が起こります。概ね使用後2、3回散布(2週間に)した以降効果が確認できます。
Q:病害予防は農薬(殺菌・殺虫剤)を使用しないでできないか?
A:病害にならず簡単にできる方法があります。
病害は土壌病害とも言われるように病原が土壌中に生息し、根や茎に寄生しさまざまなカビ病細菌、ウィルスの寄生によって作物に影響を与えます。
連作障害を発生する土壌は微生物が著しく偏っていることが解ります。通常、好気性菌(枯草菌)、嫌気性菌(乳酸菌、光合成菌)、酵母菌の3属で構成されている場合はバランスがよく連作障害がないが、農薬を使用する回数や量により好気性菌(枯草菌)以外は破壊されたり数量が激減したりして大きくバランスを欠きます。このようになれば作物にとって最悪の環境になる、いわゆる連作障害が発生します。
土壌病害が発生しない場合でも、軟弱・徒長した作物は、カビなどに非常に弱く病害が発生しやすくなります。これを防ぐには軟弱・徒長しない細胞でなければなりません。
微生物資材「JP-3号」と「JP-4号」を混合し灌水すると病害予防ができます。
例)土壌がどんどん団粒構造になり好気性微生物、嫌気性微生物、酵母等がバランスよく共存し、土壌酸欠を防ぎ、連作障害を阻止することが可能になります。3属がトライアングルのようにスクラムを組んだ状態は病害が発生しないといってよい状態になります。発酵微生物が定着すればするほど病害に強くなり、一種のワクチンと同様な働きで連作し続けることが可能になります。
例)細胞活性する磁性水は軟弱・徒長を防止し強い細胞(結合水化)で活性状態を示します。
うどんこ病、灰色カビ病、葉カビ病、立枯病、青枯病、炭素病等殆どの病害が予防できます。
トマト、キュウリ、ナス、ほうれん草、白菜、メロン、エンドウ等が連作できるようになれます。
Q:日持ちする作物はできますか?
A:できます。最も得意としています。
「JP-4号」を土壌灌水および葉面散布すれば日持ちがよい作物が育成します。
作物の細胞内液が結合水化され水分活性を下げることから細胞が引き締まった状態になります。また、軟弱徒長させない効果もあり窒素過多を早く消化することができます。稲など節間が短くなります。
例)トマトは水に沈み、果肉はスライスしてもこぼれ落ちません。
例)ナスは焼きナスにすると水分でベトベトにならず養分を閉じ込めたままになります。
例)葉菜類は冷蔵保存すれば2〜3週間フレッシュ状態で保存できるようになります。
Q:なぜ連作障害をおこすのか?
A:土壌内部の微生物層がバランスを崩すからです。
連作できる土壌は下記の3属に代表される微生物がバランスよく生息するとき連作できる条件が整います。注意点は好気性菌以外は殺菌・殺虫剤を散布すると死滅しバランスを崩す事です。(「JP-3号」と「JP-4号」を混合し土壌灌水および葉面散布することで解決します)
好気性菌(枯草病、納豆菌に代表される)
通称分解屋といわれ、タンパク質・炭水化物・脂肪等殆どの有機物を分解します。有機物の細胞も分解することができます。同じ仲間の納豆菌はこれらの働きをし100℃、マイナス100℃でも生息します。アルカリ性を好みアミノ酸をアンモニアまで分解することができます。また、カビを駆逐することができます。
通性嫌気性・嫌気性菌(乳酸菌、光合成菌に代表される)
通称掃除屋とか消毒屋ともいわれ、麹菌や納豆菌がつくった糖を食べて増殖します。さまざまな雑菌を駆逐し掃除します。pH2.5〜pH4.5の酸性で増殖します。よく知られている米ヌカ等は乳酸菌です。有機酸でミネラルを溶解し植物に吸収しやすくする重要な役割を持っています。殺菌・殺虫剤には非常に弱く頻度や量により全体のバランスを崩しこの働きがなくなります。
酵母菌(酵母類)
通称構成屋といわれ、酒等の発酵に用いられています。他の微生物が分解した後の有機物をアミノ酸やホルモン、ビタミンに再合成する優れものです。分解は殆どできません。旨みたっぷりになる各種アミノ酸、核酸、ミネラル、ホルモン、脂肪酸も体内で合成することができます。この働きを利用すれば土壌は一気に肥沃になり、作物が吸収しやすい状態にすることが特徴です。殺菌・殺虫剤には非常に弱く乳酸と同様死滅すれば土壌内部の微生物バランスを崩し連作障害の原因となります。
Q:有機栽培、化学肥料栽培でも農薬不使用で栽培できますか?
A:どちらでも農薬不使用栽培ができます。
有機栽培といっても植物細胞が吸収する時点ですべては無機化されて初めて吸収することが解っています。即効性か緩行性かの違いだけなのでどちらでも同様に農薬不使用で栽培できます。
Q:EUでは硝酸態窒素を大量に摂取すると、体内で発がん性物質のニトロソアミンを生じる問題が指摘されています。作物に残留する硝酸態窒素は削減できますか?
A:微生物資材「JP-3号」と「JP-4号」を混合し葉面散布することで削減できます。
作物は硝酸態窒素のみしか根から吸収できないため、窒素肥料は硝酸態窒素が大量に含まれています。大量に施肥された硝酸態窒素は消化能力をオーバーし残留します。これを防ぐため乳酸菌やアミノ酸を含有している「JP-3号」と「JP-4号」を土壌灌水や葉面散布することで作物の消化能力を高め解消します。出荷前では葉面散布を週2,3回すると種類にもよりますが概ねEUの基準以下に削減できます。余談ですが硝酸イオンと硝酸態窒素は明らかに違う状態です。例)硝酸イオン2500ppmは硝酸態窒素では560ppm